産後2週間。
夫の様子がおかしいことに気づき、私は「実家に少し帰ろう」と決めました。
そして、夫にも、それぞれがそれぞれの実家へ帰ることを提案。
県外出身の夫は、自身の実家には久しぶりの帰省。
「友達に会ってきたら、気分転換になるかもよ」なんて声をかけたら、夫は少し嬉しそうにしていたっけ。
実家には、猫2匹と母。ご飯は出てくるけど…
私の実家では、2匹の猫と母が出迎えてくれました。
3食しっかりご飯を作ってくれる母。
久しぶりに「全くご飯を作らなくていい」安心感にホッとしたのは本当です。
でも、正直に言うと、ストレスを感じることもたくさんあって…。
「母乳足りてないんじゃない?」
赤ちゃんが泣いていたとき。
私は何が原因で泣いているのかまだ分からず、オムツを交換し、とりあえずトントンしていたんですが、
「母乳が足りてないんじゃない?どうしてあげないの?」と母に言われ、ちょっとモヤモヤ。
いや、わかってるよ。母は悪気がないって。
でも、まだ自分も一生懸命探ってる最中で、赤ちゃんのリズムだってあるから確認してたのに。
“足りてない”って言われると、なんだか責められたようで苦しくて。「あなたに何がわかるの?」と、思いながら、産前のLINEや、言われて嫌だったことも思い出して、また落ち込みました。
オムツ、勝手にゆるめないで〜
オムツのテープは、ちゃんと産院で習った通り、「指2本分あけて」締めていたんです。
でも「苦しそうだから」って勝手にゆるめられて…。
その後、盛大にうんち漏れ→衣類洗濯コースへ。「だからうんちが漏れたやん!勝手に触らないで!」と感情的に怒りをぶつけました。
母が何か言っていたような気もしますが、イライラしたので、これ以降は全部私がオムツ替えて、触ることを控えてもらいました。
夜泣きがひどくなったのは、環境のせい…?
さらに、昼寝をさせたくても「ずっと抱っこで遊ばせる」母。
夜間ぐずるから寝かしつけたいのに〜と内心ハラハラしつつ、親孝行と思って我慢。この我慢が良くなかった、ちゃんと言えばよかった、と思いました。
夜中の授乳・おむつ替えがしんどいから「手伝ってほしい」と伝えても、「猫の世話があるから」と断られ、結局全部自分でやることに。
案の定、夜は寝かしつけでギャン泣き。授乳後はいつもだったらすぐ寝てくれるのに寝ない。赤ちゃんも、環境の変化で不安になったのかもしれません。
そのせいか、いつもよりも泣く時間が長く、夜が長く感じました。
結論:ご飯が出てくること以外、あんまり助かったと思えなかった
結局、今回の実家滞在で私が感じたのは——
「ご飯が出てくるのはありがたいけど、それ以外は正直しんどかった」 ということ。
ひょっとしたら、退院した日から里帰りという形で実家に帰っていたらそこまでじゃなかったかもしれませんが、慣れない場所・勝手もいつもと違い、ストレスを感じました。
何かハプニングがある度に、なんで私、ここに帰ってきたんだろう、と何回も思ったし、「産前に手伝う」、と母が言っていたことと私の本当に手伝って欲しかったことにズレを感じました。
そして、夫がいかにがんばってくれてたか。無理をしてたか。
それが痛いほどわかった時間でもありました。
実家滞在を終え、私は1日あけて「産後ケア施設」へ行く予定。荷物を準備することが億劫だけど、そんなことも言ってられません。
でも正直ちょっと不安です。
赤ちゃんと離れて休めるの?
スタッフさんに頼っていいのかな?
また疲れるんじゃないかな?
そんなことを考えながら、「帰ったら夫とちゃんと話そう」と決めたのでした。