今さらですが、出産レポを書いておこうと思います。
40週6日、予定日超過の出産で、夫・医師・何人もの看護師・助産師、ありとあらゆる人にお世話になりました。
ざっくりとした私の出産までのスケジュールはこんな感じ。とっっっってもしんどかった・・・。

場所は総合病院、分娩方法は普通分娩。年末年始、しかもインフルエンザが大流行中というタイミングでした。
前駆陣痛スタートは深夜0時
0時ごろ、なんとなく痛みが来るように。間隔は15〜20分くらい。
「お腹が痛くなる」と聞いていたけど、実際は尾てい骨にズンッとくる感じ。陣痛は自分にとってめっっっっっちゃ重たい生理痛と知った冬。前駆陣痛が分からない・気づかなかったらどうしよう、なんて不安、要らなかった!
とにかく痛みで起きたり、疲れて寝ての繰り返し。夫が横で腰をさすってくれたのがありがたかった。
病院に電話してみるも…
4時ごろには痛みの間隔が5〜10分に。
とにかく痛いので病院へ電話。
看護師さんから「規則的ですか?」と聞かれ、
「5〜10分…規則的か分からないけど、1時間に6回はある気がします」と答えると、
「うーん、それだとまだ不規則かな」と言われ、引き続き自宅で耐えることに。
耐えながらも、なんとか陣痛カウンターを押した。あとから見ると、なかなか頑張ってるでは?正直、今のアプリの性能が良すぎて、「規則的ってなに?」ってなったの私だけでしょうか?

破水かも?朝7時、病院へ
7時ごろ、痛みで意識が遠のきそうになる。
トイレに立ったら、下着に手のひらサイズの透明なシミ。においは特になし。汗?いや、もしかして破水?
再度病院へ電話。「汗かもしれないんですが…」と混乱しながら伝えると、「念のため来てください」とのこと。
お茶を一杯飲んで、夫の運転で病院へ。30分後に到着。
病院からは「面会は昨日から、立ち会いは今日から全面禁止」と告げられる。
検査の結果はやっぱり破水。そのまま分娩室へ直行、NSTモニターを装着。夫は一旦帰宅することに。
一人きりの分娩室で涙
ここからは孤独との戦い。
分娩室は広くて寒くて、誰もいない。痛みに耐えるたび、「痛い痛い!」と叫んでしまう。
看護師さんがいれば腰を押してくれるけど、大抵はいない。

朝ごはんも食べてない、立ち合いもない、こんな痛みに一人で耐えるの!?
助産師さんが来て色々説明してくれたけど、もう限界。
そうと思うと、自然と涙がこぼれてきた。
それを見た助産師さん、「これはさすがにまずい」と感じたのか、「上に掛け合って立ち会い許可をもらえるようにするね」と言ってくれた。
立ち会い許可が出た!
しばらくして、立ち会いOKの連絡が!安堵したからなのか、ここでもボロボロと涙を流す。
すぐに夫へ電話すると、家に着いたばかりで即Uターンしてくれることに。
「何か持って行こうか?」と聞かれ、「おにぎり」と答えたような記憶。
あと、「自分のご飯も買ってきて」と伝えたのが、私が最後に気を遣えた瞬間だったかもしれない。
陣痛バッグに入れたウィダーインゼリーをなんとか吸い込んで、体力を補給。
いよいよ本格的な陣痛
11時前、夫が到着。
出産の体制に入り、導尿されたり、点滴でルート確保したり、準備が始まる。
私も陣痛の度に深呼吸。でも「まだいきまないで!」と言われて、「無理〜!」と叫ぶ。
他にも分娩中の人がいるのか、助産師さんの「ニフェジピンは食後に・・・・・」という声も聞こえる。
ようやく「いきんでいいよ!」の許可。
でも息が止まりそうなくらい苦しくて、毎回絶叫。生ぬるい羊水ばかり出てくる感じが続き、「まだ!?」とイライラ。
看護師さんから「この体勢がいいよ」と言われても、意識朦朧で反応できず。なかなか、声をかけられても、それどころじゃない感が強かった。
助産師さんが「体勢変えれそうになければ無理しなくていいよ」と声をかけてくれた。
「無理ーー!!!」と言いながら四つん這いのポーズをとる天邪鬼なママ。
会陰切開、そして出産
何度もいきんで、ようやく「可愛い頭が見えてきたよ〜!」と。この声がけ、何回も何回も聞いた気がする。
「まだ見えてるだけ??」とこちらはキレかける。頭が見えたらすぐ出てくると思ってた…。しかも、産道を圧迫しないよう、間で何回か導尿され、勘弁してーと思った。
先生が到着して足元で確認をする。「切ったほうがいいね」なんて声が聞こえる。先生がオペ着に着替え始め、会陰切開へ。「切りますよ〜」の声と共にジャキンと音が響き、「痛い〜!」と叫ぶ。
麻酔は…されてなかった気がする。
その後もいきんでいると、赤ちゃんがバタバタと足を動かしている感覚が。
「最後まで胎動あるやん」と思った瞬間、ついに!
ようやく出産
こうして、13時30分ごろに我が子が誕生しました。
長くて、痛くて、でも忘れられない時間でした。