赤ちゃんに見られる「蒙古斑(もうこはん)」。多くは自然に薄くなっていくものですが、我が子の場合は自然に消えるタイプではないそうで…。後悔したくないという思いから、思い切ってレーザー治療に踏み切りました。
今回は、その治療から2週間後の経過観察の様子をお伝えします。
経過観察の2週間後、診察を受けてきました
蒙古斑の1回目のレーザー治療を終えてから2週間が経過。今回は病院での経過確認の日でした。
この2週間、私が気にしていたのは肌荒れやかぶれが起きていないかという点。なにせ、毎日保護のためにテープを貼り続けていましたから、赤ちゃんのデリケートなお肌に負担がかからないか心配でした。
でも、結果は──
✔️ 経過は良好!かぶれもなし!
先生から「順調に経過してますね」とのお言葉をいただき、本日からテープは外してOK!とのこと。
少しホッとしました。
ただし、これで「完全に終わり」ではありません。
テープ卒業。でも紫外線対策はこれからが本番!
「じゃあ、もう何も貼らなくていいんだ!」と思いがちですが、外出時のケアはまだまだ必要です。
具体的には…
- 外に出るときは 日焼け止めを塗る
- もしくは引き続き テープを貼って保護する
とのこと。
紫外線は肌の治癒の妨げになるだけでなく、色素沈着の原因にもなるため、引き続き注意が必要なんですね。
色が茶色っぽくなった理由は?
さて、肝心の蒙古斑の状態ですが・・・

✔ 写真を見てみると、治療部位が少し「茶色っぽく」変化してきていました。
一瞬、「あれ、悪化した?」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、これはレーザー治療による正常な反応なのだそう。
先生によると、
「これは色素細胞(メラノサイト)が壊れつつある証拠です。このあと、茶色くなった部分は時間とともに少しずつ薄くなっていきます」
とのこと。
つまり、今は「効果が出始めているサイン」ということなんです。治療の成果が少しずつ現れていると思うと、頑張ってよかったと心から思えます。
次のレーザー治療はいつ?どう進むの?
実は、今回のレーザー治療は「1回で完了するものではない」というのが前提です。
• 色素細胞を破壊 → 徐々に自然と薄くなるのを待つ
• それでも残った色素に対して → 異なる波長のレーザーで再度アプローチ
というように、複数回にわたる段階的な治療が行われていきます。
🗓 次回の診察は1ヶ月後
そのときの経過で異常がないか再度確認してくれます。
蒙古斑のレーザー治療は早期がベスト?
この治療を始めて改めて感じたことは…
蒙古斑治療は「早い方がいい」
ということ。
赤ちゃんの頃であれば、
- テープで保護していても抵抗がない
- 紫外線を避ける生活がしやすい
- 成長段階なので肌の再生力も高い
など、治療に有利な条件が多いです。
逆に、思春期以降に蒙古斑が残ってしまうと
- 見た目を気にしてテープ貼付を嫌がる
- 学校生活でケアを続けるのが難しい
- 周囲の目が気になる…
といった心理的・生活的なハードルが一気に上がってしまいます。顔などの目立つ場所は特にその傾向があるのでは?と思いますし、
親としては、「できるだけ本人が気にならないうちに治してあげたい」と思ってしまいますね。
【まとめ】蒙古斑治療は根気強く、焦らずに
今回の診察では、「順調に経過している」とのことでひと安心でした。
でも、まだこれは第一段階が終わったにすぎない、というのが正直なところです。これからは、
• 少しずつ茶色が薄れていくのを待つ
• 紫外線対策を忘れずに続ける
• 1ヶ月後にまた診察を受ける
というサイクルで、少しずつ着実に治療を進めていくことになります。
✍ 最後に:これから治療を考える方へ
「うちの子の蒙古斑、自然に消えるかな…」
「治療って痛そうだし可哀想かも…」
そんなふうに思っている方もいるかもしれません。
でも、治療に踏み切ったからこそわかることがあります。
✔ 痛みは一瞬でも、結果は将来に残る
✔ 早く始めることで負担も少なく済む
✔ レーザー治療の効果は確かにある
もし迷っている方がいたら、まずは専門医に相談することをおすすめします。そして、お子さんにとってベストな選択を一緒に見つけていきましょう。
▶ 次回は1ヶ月後の診察レポを予定しています!
引き続き、リアルな治療体験を綴っていきますので、お楽しみに。