赤ちゃんのワクチン接種、たくさんありますよね。私も毎月のように母子手帳を確認しながら、スケジュール管理に追われています。今回お話しするのは、肺炎球菌ワクチンの3回目接種について。1回目・2回目は特に問題がなかったのですが、3回目で初めての副反応が現れました。
ワクチン接種を控えている方や、今まさに副反応に不安を感じているママ・パパの参考になればと思い、今回の様子をまとめました。
肺炎球菌ワクチン3回目で、まさかの副反応が
ワクチンを打った当日はいつも通り、特に変わった様子もなく、本人も元気いっぱいでした。
「今回も何事もなく終わったな」と思っていた矢先…。
翌日、夕方の抱っこで異変に気づきます。
いつもより体温が高く感じ、「あれ?なんだか熱い?」と不安に。すぐにワクチンを打った左腕をチェックすると、そこが赤く腫れているのがわかりました。

「これは…ワクチンの副反応かも」と思い、体温を測ってみると…
38.1℃の発熱。
普段元気な赤ちゃんに急に熱が出ると、やはり驚いてしまいます。ですが、ワクチン後の発熱や腫れは比較的よく見られる副反応だということもあり、まずは落ち着いて対応することに。
自宅での対応|冷却&安静を意識
この日は日曜日だったため、翌日の月曜までに症状が悪化したら病院へと判断し、まずは自宅でできる範囲でケアを行いました。
●頭やおでこを冷却
熱があるため、冷たいタオルを軽くポンポンと当てる形で頭・おでこを冷やしてあげました。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、保冷剤も直接当てるのではなく、ガーゼやタオル越しに頭の下に敷きました。
● お風呂はお休み、清拭で対応
発熱に気づいた当初はまだお風呂に入っていませんでした。発熱している体にお湯は負担になると判断し、濡れタオルでやさしく体を拭いて清潔を保ちました。
● いつもより静かに過ごす
本人は比較的元気そうにしていたのですが、あまり激しく動かないように寝かしつけ。遊ぶ時間もいつもより短めに、静かに過ごしました。
夜間のケア|こまめな観察と授乳
寝ている間も体温が気になってしまい、何度か額に濡れたガーゼを置いて様子を見ました。熱が高くて汗をかいていそうなときに拭いてあげると、少し楽そうにしているように見えました。
また、夜間でも母乳をしっかり飲んでくれていたので、「大きな問題はなさそう」と少し安心しました。おっぱいをしっかり飲んでくれるのは、赤ちゃんの元気のバロメーターですよね。
翌朝には平熱に戻り、ひと安心
不安な夜が明け、翌朝の体温は36.4℃。
ようやく平熱に戻り、顔色もいつもの調子に。腫れていた腕も、少し赤みが引いてきていました。
「今回は病院に行かずに済んだ」と胸をなでおろしましたが、やっぱり副反応が出るとヒヤッとしますね。初めてのことであればなおさらです。
ワクチン後の副反応、どんなときに病院を受診する?
今回は自宅で様子を見ましたが、次のような症状が見られる場合には、迷わず受診をおすすめします。
- 発熱に加えてぐったりしている
- 泣き声が弱々しい、いつもと違う
- 母乳やミルクの飲みが明らかに悪い
- おしっこが出ていない、回数が極端に少ない
赤ちゃんは自分で症状を訴えることができないぶん、ちょっとした変化にも注意が必要です。
副反応は怖くない。でも、ちゃんと見てあげることが大切
ワクチンの副反応と聞くと、「こわい」「不安」というイメージがつきまといますよね。でも、ほとんどの場合は一時的で自然に落ち着くものです。
私も今回初めて腫れと発熱という反応が出て焦りましたが、対応の仕方を知っていれば冷静に行動できました。
大切なのは、
- 赤ちゃんの様子をよく観察すること
- おかしいと感じたらすぐに相談すること
- 迷ったら無理せず受診すること
この3つを意識しておくだけでも、ママやパパの不安がずいぶん和らぎます。
最後に|これからワクチンを受けるママ・パパへ
ワクチン接種には少なからず副反応のリスクがありますが、それでも重い感染症から赤ちゃんを守るためには欠かせないものです。
今回の体験から学んだことを一言でまとめると、
「副反応=異常」ではなく、「副反応=体が反応している証拠」
ということ。
ママやパパが正しい知識を持っていれば、万が一の時も落ち着いて対処できます。どうか安心して、赤ちゃんの健康を守る一歩を進めてくださいね。
▶ 今後もワクチン関連の体験をブログでまとめていきます。
「どんな服装がいい?」「当日のスケジュールは?」など、リアルな体験に基づいた情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしていただけたら嬉しいです!